スペイン旅行記 3日目 前半「ゴシック建築」
3日目
2018/3/25
前回はこちら。
○モーニングコール
朝5時。事件発生。「サマータイムややこしいしモーニングコールしてくれ」って言うたのに、してくれなかった(笑) てきとースペイン人め。時間管理絶対マンなので30分前に目が覚めてた(ただの時差ボケ)のでセーフ。一応フロントに文句を伝える。
「モーニングコール忘れてたやろ」
「すいません忘れてました」
「でもこのホテルで良い時間を過ごせたよ」
「ありがとうございます」
京都人的対応をしてしまった。
○新幹線
スペインの新幹線AVEでバルセロナへ向かう。
たしかに車体はかっこいいのですが、、、先頭車両に血つけたまま走るのはさすがにどうなんだ(動物か何かだと思いたい)。
車窓が日本と全然違うので変な気分。何が違うかというと、地形と植生。木があまり生えてなくて草ばっかりなのに、丘がたくさんあって、その凸凹がはっきりわかるからだ。地理の要素が車窓に関わってくるのが面白いな。そして一面の畑。植生は人々の生活にも影響を与え、人々の生活は車窓に影響を与えるんだよなあ。
○バルセロナでブラブラ
バルセロナにやってきた。暗くて臭くて安くて怪しいけど、立地だけめちゃくちゃ良くて人のいいおばさんがやってる宿にチェックイン完了。
こんな感じの町並みが続く。
Basílica de Santa María del Mar (海の聖母マリア教会)。14世紀に船乗りたちによって作られた、航海の安全を祈願する教会。香川のこんぴらさんみたいなもんだろう。とても静かで本当に美しい。カタルーニャ・ゴシック様式の建築。
La Catedral de la Santa Creu i Santa Eulàlia (サンタ エウラリア大聖堂)は、バルセロナで最も格式の高い教会。古い部分は西ゴート王国のときから使われていた。西ゴート王国っていつやねん(日本でいうと飛鳥時代くらい)。つまり実質的に法隆寺だ。
この地区は古い建築がたくさんあって、歩きまわっていたのだけど、どの教会でもなんかめちゃくちゃお祭りやってる。こわ。この日は復活祭の1週間前の「枝の主日」と呼ばれる日だったようだ。
いまの日本だと確実に中止されるレベルの組体操。
というわけで、バルセロナ前半はゴシック建築を巡った。結論として、1年ぶりにヨーロッパに来て思うのは、誰もハンドスピナーを回してないと言うことである。
後編に続く。