ものほし

ものほし -joyfutonの活動日誌-

旅行と歴史が好きな30代の社会人が、街歩き、旅行、美術、写真、など自分の好きなものを好きなようにやるブログ

ブラふとん「大津石山」(2015年)

この記事は2015年6月21日に投稿したものを加筆・修正しました。

 

ブラふとん、ついに滋賀県へ。
滋賀県大好きマンであるふれっしゅさんに石山寺や琵琶湖を案内していただいた。
参加者:ふとん、ふれっしゅさん、ぴょんさん

 

石山駅

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旧東海道石山駅前広場の東端を通っていた。同じく東京京都を結ぶ現在の国道1号線とは、微妙に違うルートである。

奥には芭蕉の像が。晩年を石山で過ごしたそうだ。

 

ここから京阪で石山寺に向かいます。

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京阪京津線。珍しくアニメのラッピングがされていない車両。

石山寺

 

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石山寺は747年創建と言われている。枕草子更級日記など様々な文学作品に登場し、紫式部源氏物語の着想を得た場所とも言われている。

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常夜灯に書かれているのは源氏香の記号だ!

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大理石をくぐれる場所があった。濡れててかなり怖かったけど冒険気分。 

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本堂は国の天然記念物の珪灰石「石山寺硅灰石」という巨大な岩盤の上に建ち、これが寺名の由来ともなっている。

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インド佛教を彷彿とさせる石塔や文字、祈りの文句などが書いてあった。

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石山寺本堂(1096年竣工)。現存する滋賀県最古の木造建築らしい。

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山を登って、やっと見つけた紫式部の石像。

ふれっしゅさん「紫の異体字が気になる。

琵琶湖

バスに乗って石山駅へ戻る。少し歩くと…琵琶湖だ!!
風が強い。比良おろしと呼ばれる風が吹いていて、昔から船で渡るのは危険だったそうだ。(急がばまわれ、の由来となった。)

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外来魚回収BOXなんてものがあった。怖くて中身は見てない。

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飛び出す!3D押しボタン

膳所城跡公園

膳所にお城があったなんて、知らなかった。。。 

膳所城は関ヶ原の戦いに勝利した徳川家康が1601年に作った城。日本三大湖城の一つ。現存しない。

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三等三角点「膳所」。

軒丸瓦は城主だった本多氏の右離れ立ち葵紋。

近くには膳所神社もあった。神社の表門は旧膳所城の城門だそうだ。

膳所高校

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続いて膳所高校へ。膳所城からすぐ近くだった。きれいな高校。

膳所藩の藩校であった遵義堂跡に建つ。

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それだけでなく、膳所高校は禾津頓宮(あわづとんぐう)跡でもある。

聖武天皇は、740年、東国行幸に始まり、恭仁京紫香楽宮難波京を5年かけて転々と移動した。この期間は「彷徨五年」と呼ばれ、理由は諸説あるとのこと。この際、一時的に滞在した場所である禾津頓宮が、膳所高校から発掘された。柱跡が丸くタイルで象られている。 

全然知らなかったな。天皇が5年もフラフラしてるの大丈夫だったのか。

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お、これは探偵ナイトスクープとかでおなじみの美富士食堂!入りたかったなあ。

石場駅

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石場駅は日本最古の私鉄駅。1880年7月15日に、東海道本線の馬場駅(現・膳所駅) – 大津駅(初代・現浜大津駅に相当)が開通した際に、石場駅が存在した。その後、1913年に大津電車に引き継がれている。

東海道本線(1880年開通、1889年休止、1898年復活)→大津電車(1913年)→琵琶湖鉄道汽船(1927年)→京阪電鉄(1929年)→京阪神急行電鉄(1943年)→京阪電気鉄道(1949年)

ややこしすぎる。

まとめ

滋賀県にも古い歴史を持つものがいっぱいあって面白かった。
旧東海道をもっと巡ってみたいな。