印象派の傑作が揃った「至上の印象派展 ビュールレ・コレクション」は絶対行くべき
みなさん、絵画史上最強の美少女である「可愛いイレーヌ」をご存知ですか?
1880年にルノワールによって描かれた最も美しい絵画の1つです。
なんとこの絵画が今、日本で見られるのをご存知ですか!
というわけで…
福岡県の太宰府にやってきました!
九州国立博物館
なめらかな稜線を描く巨大なガラスの建物。九州国立博物館です。
設計は菊竹清訓。京都信用金庫のほとんどの支店を設計された京都にも縁ある方です。
こちらで5月19日から始まった「至上の印象派展 ビュールレ・コレクション」を見に行ってきました。
先日まで東京でやってたのですが、関西からはなかなか行く機会がなく…。今回ようやく九州まで足を運ぶことができました。
ビュールレ・コレクションって?
スイスの武器商人であるビュールレさんが買い集めた絵画のコレクションです。
ドラクロワ、ドガ、マネ、ルノワール、ファン・ゴッホ、ゴーギャン、モネ、セザンヌ、マティス、ピカソ…
みんな大好き印象派の絵画を中心におよそ200点を集めていました。
ところが!!!
盗難事件
2008年に盗難事件が発生。武装集団が押し入り、セザンヌの「赤いチョッキの少年」を含む絵画4点総額175億円が盗まれました。幸いにも2012年に犯人が捕まり、絵画は無事に回収されたのですが、これをきっかけに今後、ビュールレ・コレクションの作品はチューリッヒ美術館に移管されることになりました。
その隙をぬって開催されたのが今回の印象派展です。ビュールレ・コレクションとしてまとめてこれだけの作品を見られる機会は最後かもしれないそうです!
写真撮影OKの作品も
最近流行りの「写真撮影OKの作品」もあります。冒頭の「可愛いイレーヌ」と、モネの「睡蓮」です。じっくり寄ったり、遠目から撮ったり、自分の好きな角度を見つけるのも楽しかったです。
開催概要
福岡展:
2018年5月19日(土) ~ 7月16日(月・祝)
九州国立博物館3階特別展示室
名古屋展:
2018年7月28日(土) ~ 9月24日(月・祝)
福岡でも名古屋でも、ぜひぜひ見に行ったほうがいいですよ!