ものほし

ものほし -joyfutonの活動日誌-

旅行と歴史が好きな20代の社会人が、街歩き、旅行、美術、写真、など自分の好きなものを好きなようにやるブログ

2018年に観て良かった映画9本

2018年は34本の映画を観ました。その中でぜひおすすめしたいやつを選びました。どうぞ。

 

【社会部門】

プーと大人になった僕

社会人はぜひ観ましょう。「仕事って風船より大事?」って聞きたくなるから。アニメのプーさんを楽しんだ世代の人はきっと刺さる。

プーの名言がたくさん出てくるのと、絵画のような構図のシーンがすごく印象的。

前半のクリストファーの半生がちょっと飽きそうになったり、CGがたまに粗かったり、ストーリーが雑だったりするところは気になったけど…それよりも、楽しい100エーカーの森が現代に蘇ってワクワクした。

万引き家族

「この家族のやってる犯罪は万引きどころじゃない」って感想をみて笑ってしまった。

テーマとしては、家族ってなんだろう?血の繋がり、お金の繋がり、身体の繋がり…どれがあれば家族なの?どれもなくても家族なの?という疑問を訴えてくる映画でした。

直接見せず語らず表現する演出がすごい。子役の演技がすごく良かった。後半の展開にはハラハラ・ドキドキした。樹木希林の遺作になったけど、本当に鬼気迫る演技でさすがだなと思った。松岡茉優もかわいいし演技うまいし素敵。

【恋愛部門】

勝手にふるえてろ

万引き家族を見てから松岡茉優が気になりだしたので見た映画。松岡茉優がこじらせ女子を名演する。

「どれだけヒネくれたら生きやすくなるのだろう」。ひねくれすぎて、自意識が過剰になりすぎて、うまく生きられない、現実と虚構があやふやになりながら、自分の思いを全力で歌い上げる松岡茉優が本当にかっこよかった。

恋は雨上がりのように

女子高生の小松菜奈がバイト先の店長 大泉洋を好きになっちゃう話。原作全く知らずに見に行って、こんなん絶対不幸になるやつやん、大丈夫かな…と心配しながら見たのだけど、全然違う展開。

まず大泉洋がめっちゃいいやつ。びしょ濡れの女子高生相手に紳士的な振る舞い。小松菜奈のキッとした顔、若さゆえの暴走が演技・演出ともに上手に描かれている。また、わかりやすい悪者や愚かな一手が登場せず、純粋に2人の関係性を追いかけられる。

キャラの紹介、伏線の張り方、そして2人の演技が見事。タイトルにもある雨の描写が印象的な作品だった。あと小松菜奈のふとももが!よかった!!

きっと、星のせいじゃない

がんを患う女の子ヘーゼルと、義足の男の子が、小説の続きを知りたくてアムステルダムに行く話。(500)日のサマーの脚本家が書いてるということで気になっていたのだが、やっと見れた。

彼氏がイケメンすぎる。画面に映ってないとき、会ってないときもヘーゼルのことを思っていろんなことしてくれるんだな、と思わせる余白がある。前半の恋愛描写も最高だった。

さらに、2人の周りの友人がいいヤツなんだよな。家族にも恵まれている。なので、余命ものとして見ててもあんまりしんどくならない。旅立つ人、遺される人、両方の視点で描かれていて、ヒロインのヘーゼル自身がどちらも経験するというのが、よくできているなと思った。

中盤でアムステルダムに行くシーンでは、僕自身が旅行で行ったことある場所が写ってて嬉しかったw

【エンタメ部門】

レディ・プレイヤー1

これはもうただワクワク楽しめる作品。めちゃ面白かった!さすがスピルバーグだわ。

名探偵コナンの映画「ベイカー街の亡霊」みたいなストーリー。VRで冒険して、現実世界も救おう、的な。オタクに優しい内容でサブカルへのリスペクトにも溢れていた。知ってるゲームや映画のキャラ、設定、アイテムが出てくるしお祭り騒ぎ。いろんな裏設定とかを調べたい。

ちはやふる ー結びー

青春スポーツ映画の傑作。ちはやふる3部作の完結編。

競技かるたって、出場者も観客も競技中に会話ができないから、演出がすごく難しいはずなのに、空気の流れをうまく描くことで、チームワーク、心理戦を表しててすごいなと思った。ハイスピードカメラ、ドローンでの空撮、小型カメラでの長回し、最後はアニメ風wなど、いろんな技術を使った撮影もわくわくした。

そしてなにより広瀬すず松岡茉優上白石萌音という優秀な役者たちが輝いてる。ここから有名になった若手俳優がたくさんいるんだよなあ。

前作を観て、原作を一気読みしてしまったのだが、原作のたくさんのエピソードをうまく構成していて、原作ファンも楽しめる作りになっていた。

グレイテスト・ショーマン

アメリカでサーカス団を大成功させた興行師P・T・バーナムを題材にしたミュージカル映画。主演がジャンバルジャンなので実質レミゼだし、音楽制作はララランドの人たちなので実質ララランド。

障害者や差別されてた人たちを雇用してショーを開く話で、現実は結構エグい商売してたらしい。彼らを見世物にしたのか、それとも居場所を作ったのか、という話は本編でも軽くだが触れられていたし、芸術と興行の違い、的な話もチラッとあった。

だが、何より踊りと音楽がかっこよくて、ビートにあふれてて、熱いミュージカル映画だった。

ちなみに心理学にバーナム効果というのがあって、占いとかで誰にでも該当するような曖昧で一般的な性格をあらわす記述を、自分だけに当てはまる性格だと捉えてしまう心理学の現象のことを言うんだけど、このバーナム効果というのは、主人公バーナムの "we've got something for everyone"(誰にでも当てはまる要点というものがある)という言葉に因んで名付けられたそうだ。

カメラを止めるな!

2018年いちばん話題になった映画なんじゃないだろうか。こういうお金のかかってない、小劇場っぽい作品は好きだ。

個人的に長回しシーンが好きなので、冒頭の30分長回しでは「これ大丈夫なんか??どうなるんや…」とドキドキしていたのだが、後半の”答え合わせ”がめちゃくちゃ面白かった!!

それだけでなく、出て来るキャラみんなのものづくりにかける情熱がすごくて、愛しい。だからSNSで俳優やクリエーターの人たちが絶賛してたんだろうなと思った。