ミラノ散策!最後の晩餐と交差点で見つけた遺跡
今回はミラノを散策したときのことを書きます。
最後の晩餐を見に行く
ミラノから地下鉄でサンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会へ。ダヴィンチの「最後の晩餐」があるところです。
実は最後の晩餐のチケットは、旅行の数週間前から取ろうと準備していたのですが、オンライン予約(800円)が一瞬で売り切れ、ツアー会社のクソ高いツアー(1万円とかする)しか残っていませんでした。
そこで気合いで調べたところ、現地に直接電話するという手段を発見。どきどきしながら日本から国際電話をかけてチケットを定価で入手したのです!待ってろダビンチ!
最後の晩餐に向かう通路にはドアがめっちゃあります。順番に案内されるのだがなかなか進まない。25人ずつの入場で15分しか見られないそうだ。パンダかな?
そしていよいよ入場。やはり生で見ると、建物との位置関係がわかるから面白い…。壁画なのだが、本当に奥に部屋があるかのように見えた。
最後の晩餐は絵の出来だけでなく、絵そのもののエピソードも面白い。まずこの壁画が1498年に描かれたときは食堂として、その後は馬小屋として使われており、劣悪な環境で絵の具も何度も剥がれたという。修復も色んな人が適当に塗り直したり剥がしたりした結果わけわからんくなった。真ん中には誰かが勝手にドアを作ったせいで絵が崩壊。しかも洪水が2回起こって壁全体が浸水。第二次世界大戦中は絵の前に土のうを積み上げて保護していたが、空襲を受けて屋根が吹っ飛び、数年間雨ざらしになっていた。まさに残ったのが奇跡…!出会いに感謝ですね。
街をぶらぶら
なんか見たことないくらい古い路面電車が走ってるぞ。
GROMのジェラート!美味しかった。
交差点で地下遺跡を見つける
歩いていると交差点でレンガの壁を発見。お、古いレンガだなー、昔の建物の名残かな?と思って反対側に回り込むと、地下に向かう階段があった。
下りてドアを開けてみると…
なんと!中が遺跡を保存した場所になってる!めっちゃ興奮した。教会跡らしい。Cripta di San Giovanni in concaというところ。
電車間に合わない問題
ミラノでの観光を終えて、次の電車まで時間が余っていたのでバールでハムとワインを嗜む。やっぱ治安悪くても飯がうまい国が最高だな〜!!(酔ってる)。
ふと時計を見ると、予約してた高速列車の発車時刻まであと僅か!早歩きで行けば間に合うな、急ごう。そして駅に到着し、地下鉄の1日券を無くしたことに気づく。ひ〜〜間に合わない!券売機並んだらめっちゃ混んでて、焦りながらきっぷを買って、光の速さで荷物預かりでスーツケース取り返して、発車3分前に高速列車に駆け込んだ…。指定席返金できないきっぷやから、危なかった。
しかしさすがは僕、こんなこともあろうかと今回の座席はワンランク上の「プリマ」にしてるのだ!通路もゆったり。サービスで水ももらえて満足!爆睡してヴェネツィアへ向かいました。次回いよいよ最終回。最大のピンチに陥ります。お楽しみに。