北九州市にあるTOTOミュージアムは、トイレについて学べる聖地だった
久々の更新。旅行記の続きです。
TOTOミュージアム
TOTOミュージアムにやってきました。入場無料。1階はショールームになっており、2階部分がミュージアムになっています。中をちゃんと見ようとすると数時間はかかる展示の量の多さです。
第1展示室
1927年に日本ではじめて作られた便器。なんと木製。
こちらは走るトイレ。燃料はバイオガスだそうだ笑笑
TOTOはもともと東洋陶器という会社でした。ちなみに食器で有名なノリタケも、日本ガイシも、TOTOも、同じ森村組という財閥から生まれたそうだ。陶器繋がりだね。
便器の作り方を見る椅子が便器なのいいセンスしてる。
特別展示室
TOTO百年史が置いてあったのですが、それよりも百年史を編纂するときのロードマップが書かれているのが面白かった。
何についてどうやって書くかをふせんでいっぱい貼ってある。優秀な人の仕事のやり方って感じがする。
第2展示室
こちらは営業で使っていたミニチュア版の便器。かわいい〜。人形遊びとかで使えそう。これを木の箱に入れて持ち歩いて営業してたんだな。
こちらは古いやつから新しいやつまで勢揃いした本物の便器!すごい〜〜。
家庭のトイレが進化していく様子が実物大で展示されていて面白かった。僕は右3つくらいは知ってるなー。左から2つ目はたまに見かけることあるけど、一番左はさすがに使ったこと無い。
そしてこちらは有名建築に使われた実際の便器を持ってきたもの!(えええ、使用済み…)。国会議事堂、総理大臣官邸、旧第一生命館、赤坂離宮。トイレにまで気品が溢れているのだなあ。
こちらは力士用便器。サイズがでかいだけでなく、重さに耐えられるよう頑丈に作られている。
便器だけでなく、蛇口やキッチンの展示も面白かった。こちらのよく見かける自動水栓は、なんと水の勢いで発電しているらしい。技術開発すごすぎ…。
蛇口を意味するカランはオランダ語で鶴。そうか、クレーンだ。
建物の癖が強い。
おわりに
というわけでTOTOミュージアムは普段じっくり見ることのない便器やトイレの過去から未来までわかる素敵な博物館でした。みなさんもぜひ行ってみてください。まじでおすすめ。