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ものほし -joyfutonの活動日誌-

旅行と歴史が好きな30代の社会人が、街歩き、旅行、美術、写真、など自分の好きなものを好きなようにやるブログ

ちはやふる -結び-

ちはやふる -結び-」見てきました。前2作を見てハマりすぎて原作を大人買いした僕が、ずっと楽しみにしてきた完結編です。

結論から言うと、映画館で号泣(笑)。青春スポーツ映画の傑作だと思う。以下、良かったところの紹介。ネタバレはありません。

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1.かるたをしっかり描いてる

前作を見て思ったけど、かるたはスポーツ。そのスポーツをしっかり描けてるから話が面白いんだよなあ。かるたは競技中に会話ができないのに、いや、だからこそ、目線とか間、掛け声を使って、チームワーク、心理戦、空気の流れみたいなのが表されてる。また、登場キャラの強さにちゃんと理由があって、勝負の結果にもちゃんと理由があることで、試合の動きをすごく丁寧に描けてる。

2.撮影技術がすごい

競技かるたの素早い動きを写すハイスピードカメラのシーンや、近江神宮がドーン!って出てくるドローンでの空撮など、撮影技術にこだわりを感じるのもよかった。
特に、予選の決勝での、小型カメラでの長回し。受付からお客さんを写し、そして競技する部員を写し、広瀬すずのアップになり、また客席の顧問の先生に戻って…。試合の緊張感が出ててすごくよかった。

3.優秀な女優たち

そしてなにより、広瀬すず松岡茉優上白石萌音、という優秀な役者たち。3人とも前より演技派になってる!これからも活躍してほしいなあ。

というわけで

新キャラたくさん出てくるのに、原作のたくさんのエピソードが詰まってるのに、あっというまの2時間だった。ちはやふるはいいぞ。