昨年2017年の6月に一人旅でドイツとオランダに行きました。その時の様子を改めて記事にします。
5月のある日。職場にて。
僕「ドイツ行くんで一週間休んでいいですか」
上司「おう!休め休め!」
僕「えっ、いいんですか!?」(まさか認められるとは…)
というわけで、ドイツとオランダに行くことにしました。
1日目
シュトゥットガルト
Stuttgartに到着しました。広場がすごくきれい。青空だ〜。
Stuttgart - Spherical Image - RICOH THETA
大学院のときにお世話になった先輩メキシコ人と再会。ヴァイセンビール(白ビール)とリブ肉、Spaetzle(シュペッツェレ:卵パスタ)を食べた。ドイツ、夜9時くらいまで明るいし、明るいところでビール飲んでると罪悪感があって楽しい。
いい天気だ〜。
マックスプランク研究所
バスに乗って田舎へ。メキシコ人の勤務先のマックスプランク研究所を見学させてもらった。研究懐かしいな〜。研究にまつわるオブジェがたくさんあった。しかしどの国でも理系の研究所は田舎にあるのだな。
ドイツの鉄道
今回の旅の目的はドイツの友人に会うことと、海外の鉄道を見ること、そしてヨーロッパの芸術に触れること。というわけでドイツの鉄道について雑感。
ヨーロッパの駅はみんな終着駅みたいになってるからきれい。
DB(ドイツ国鉄)は車体が真っ赤。ときどき落書きされた車体も走っている。改札は無いけど、切符の確認にくる職員がめっちゃ厳しく罰金も高い(らしい)。残念ながら1度も検札されなかった。
市街を走るトラムは、路面電車になったり地下鉄になったりするので京阪京津線みたい。数十分おきに来るし、低床式なのでとても使いやすい。
シュトゥットガルト中央駅の展望台で市街と駅に来る列車を見る。すごく眺めが良いけど、メルセデスベンツのお家元なので、鉄道の駅なのにベンツマークが頭上に回ってた。資本主義だ…。通路には「僕達の考える未来の鉄道」みたいなイメージ図があって、移動式のプラットホームとか書いてあって噴いた。
ドイツの電車は全部ボタンを押して開けるタイプなんだけど、慣れてなくて押すのを忘れるので、初めて嵯峨野線に乗った観光客みたいになってた。みんなごめんな。
2日目
鴨、水辺、教会。最高や。
シュトゥットガルト図書館
Stuttfart libeary - Spherical Image - RICOH THETA
教会をぶらぶらした後、美しい建築で有名なシュトゥットガルト図書館へ。音楽コーナーに大量のレコードとCD、電子ピアノまで置いてあって(おっさんが弾いてた)、素敵すぎた。
デュッセルドルフ
エア・ベルリンに乗って、第2の目的地であるデュッセルドルフへ。
田園風景だ〜。
空港で友人の彼氏であるアラブ人のイケメン大富豪と待ち合わせ。初対面なんだけど。彼の母国語はアラビア語なので、お互い片言の英語で市街まで案内してもらった。
そして友人と合流し、3人で夕食。Schnitzel(シュニッツェル:カツレツ)、肉、ポテト、アルトビール、ピルスナーを頂いた。ドイツ料理、何頼んでも芋がついてくるなあ!お刺し身で言うところの大根やな。
ビール飲みながらライン川をブラブラする。ライン川広いな〜!緯度が高いので暗くなるのは夜23時以降。
夜景の街並みを見たぼく「ヨーロッパに来たみたい!」
友人「ヨーロッパやで」
シェアハウスだと思って友人の家に泊まりに行ったのですが、先月引っ越したらしく、なんと彼氏とアパートで二人暮らしだったので、飼い猫(ロミオ、生後9ヶ月)を抱いてソファでひっそりと寝ました。夜中に顔面に飛び乗られて目が覚めた。
3日目
朝は近所の教会を散歩。
スーパーのキュウリがめっちゃ太かった。
空のペットボトル渡すと50セントの商品券がもらえた。エコだ。
ケルン大聖堂
さて、友人とともに電車で隣の都市ケルンへ行きました。
大聖堂がめっちゃでかい。ガラス張りの駅からすでに見えている。でかすぎて写真に収まらない。
ケルン大聖堂 - Spherical Image - RICOH THETA
ステンドグラスがめちゃきれい。
彫刻がめっちゃ凝っている。
南塔、階段をひたすら登った。登りきったかとおもったらまだ先がある、まるで人生だった。
やっと上まで来たぞ!そしてすぐ降りる。
遠くから見たケルン大聖堂とホーエンツォレルン橋。
お昼ご飯はSchweinshaxe(シュバイネハクセ:豚足)、Mett(パンに生の豚肉を載せたもの)、ソーセージ、ポテト、ケルシュ(ケルンのビール)。ケルシュ(ケルン)はコップが小さくて飲みやすい。けど、わんこそば式にお代わりを注がれる。
トラムがおしゃれ。
駅に鉄道模型があった。
デュッセルドルフ
友人邸に帰宅。疲れたのでウトウトしてたら、いつのまにかアラブ人彼氏が仲間を連れてきていて、みんなでレンズ豆のスープを作ってくれた。レモンをたっぷり絞って食べる。めちゃ美味しかった。
4日目
朝、玄関に閉じ込められる。
友人邸を出る→門の鍵が開かない→階段の鍵も閉まっててアパートのエントランスに閉じ込められる→リアル脱出ゲーム開始!!!
さてどうしよう…。
LINE通話するも寝てる友人→門から手を出してピンポンしまくる→他の階の住人が助けに来てくれた→脱出成功٩( 'ω' )و
知らんおっさん「何ごとかと思ったわ!ピンポンピンポンなるし…降りて来てみたら君がいたんやけど、誰の知り合い!?(ドイツ語から雰囲気で翻訳)」
ぼく「Sorry, I'm a stranger.」
アイスクリームが刺さったビルと、戦前の建物を無理やりのこした建物。
漂う北大路ビブレ感。旅行直前に買った靴がブカブカだったのでここで新しい靴を買った。
新幹線で国境越え
ドイツの新幹線、ICEに乗って国境を越えます。新幹線といえど160km/hくらいしか出てなかった。デュッセルドルフからアムステルダムまで2時間半、無料Wi-Fi付き、普通指定席で4000円(列車変更不可)って安すぎないか。車両も広くて静かだ。午前の内にアムステルダム到着。
オランダ編へ続く!
おまけ:ドイツのマンホール
デュッセルドルフのマンホールはケルンとの戦いに勝って喜んで側転する少年。