高千穂ではボートと鉄道に乗るのが圧倒的にオススメ
打倒宮崎の旅、次は高千穂に来ました。軽く言うてますが宮崎市から車で2時間以上かかるのでとてもしんどかった。
高千穂神社
ちょうどお祭りの日でした。こういうのに遭遇するとテンションあがる。
高千穂町のマンホール
高千穂のTと鳥居、太陽と山々は天照大神の日本神話をイメージさせてるのかな。
高千穂大橋、高千穂峡に浮かぶボート、刈干切唄を歌う農民の図柄。
高千穂峡
1台2000円でボートに乗れます。おすすめ。何も教えてもらえないので外国人が逆走して崖にぶつかっていた。
あ、むこうに滝が見えるぞ!
真名井の滝、美しい。
360度カメラで撮りました。1人旅なので1人ボートです。寂しい。
鴨と泳げる町、高千穂町。
泳いだら休憩。
日之影温泉駅
なんだこれ、電車がおいてあるぞ!?と思ったら、高千穂鉄道という今はなき鉄道の廃線と廃車を利用したホテル&温泉でした。日之影温泉駅。普通のお湯でしたが、線路沿いの感じと川が見える露天風呂が良かった。
高千穂あまてらす鉄道
高千穂鉄道知らなかったので詳しく調べてみると、以下のような歴史がありました。
1989年、JR九州で廃止になった高千穂線を、第三セクターの高千穂鉄道として開業。
2005年、台風14号により運転休止し、復旧の見込みがないため廃線。
2006年、あまてらす鉄道に譲渡し、2010年から一部区間でトロッコ運転。
というわけでトロッコを乗りに行きます!
高千穂駅
手作り感あふれる駅です。
入場料+乗車券で1300円(2019年7月に1500円に値上げされるそうです)。
まだわずかに桜の一種が咲いていてきれいでした。
車庫
お、駅の隣に車庫がある。「ご自由に見学ください」と書いてあったので線路脇を歩いて行ってみる。
車両が完全に放置されてるし、階段ついてて中にも入れるし、これ大丈夫なのか…?笑
タブレット装置。電話もちゃんと残ってるの珍しいな。
乗車
いよいよ乗車。手作り感あふれる動力車に引かれたトロッコに乗ります。
トンネルのイルミネーションってなんやろうと思ったらこういうことだったww
廃駅も通り過ぎ…。
木々の中をくぐり抜け…。
高千穂鉄橋
高千穂鉄橋に到着。ここで折り返しますが、しばらく撮影タイムがあります。
おじさんが淡々とシャボン玉機を抱え、「ずっと持ってると腕が痛いです」と放送している。手作り感があって和む。景色もすごく良いです。
地元の足だった鉄道が、観光資源となっても細々と続いてる喜びと切なさ。学校帰りの子供たちがめっちゃ手を振ってくれた。
戻ってきました。
のどかだ。
天岩戸神社
天岩戸神社へ来ました。神主さんが案内してくれたので、本殿の奥にある、天照大神が隠れたとされる岩場も見れました。撮影禁止、もちろん立ち入りも不可で、風化により徐々に崩れつつあるそう。神秘的だなあ。
神々が降臨した「高千穂」と、その神々を信仰し始めた高千穂峯は、別の場所にあるそうです。そして初代天皇とされる神武天皇は実は高千穂峯の出身。全国各地にお米を植えて回ったために神格化されたんだそうだ。今でも天皇陛下が毎年稲作をするのは、天皇家が日本の豊作を祈るからとのこと。なるほど。
天安河原
川沿いに降りていって、天安河原へ向かいます。
天安河原へ到着。天照大神が隠れたときに「どうする?」って言って神々が相談した場所。「いつのまにか祈願を行う人たちの手によって石が積まれていくようになりました」と公式サイトに書かれているのだが、所狭しと並べられた石、めちゃくちゃ不気味。パワースポットとかあまり信じてないけど、こういう景色をみるとぞわぞわするなあ。
よくこんなアンバランスな場所に乗せるな。もはや賽の河原みたいなんですけど…
パワースポットってちょっと馬鹿にしてたけど、神話の地を巡って、自然の造形美に触れて、祈りの場所を訪れるのは、いろんなことに想いを馳せたり自分を振り返るキッカケになるから、いいな。